反抗期の我が子に母親と父親に出来るサポートって?

親のNG行動

 

 

さて、子供の反抗期についてのアドバイスという事になりますが、先にNG行動について挙げてみましょう。思い当たるフシがあったら注意事項ということになります。

 

 

まずは「親の意見が絶対正しい」と決め付ける態度です。決め付けた言い方はいけません。子供にだって子供なりの考えがあり、筋の通った考えである可能性も十分にあるからです。「そんなのはやっても意味がないから止めなさい」、「そんな方法では力はつかない」、「時間の無駄、やるだけ無駄」、というような言い切った否定の言葉は、当然ですが嫌われます。

 

 

有名になった人物でも最初は親に否定されていたという人が多くいます。親の否定を乗り越えて努力し、成功している人が多数います。親の言うことが絶対に正しいわけではありません。それは親の方でもわかっていると思います。

 

 

親が望んでいるような道以外でも成功の道はあります。それを考え、子供に対してサポートするようなスタンスが望ましいでしょう。

 

 

もちろん、その中においてはいくつか注意点を挙げたり、アドバイスをするような支援は必要です。

 

 

また、思春期の子供は、周囲の目を気にし始めるものです。親に何かをしてもらっている姿、サポートしてもらっている姿は、あまり友達には見られたくないのです。それがとても恥ずかしいのです。家族での旅行や外食などを友達に見られてしまうのが、どうにも恥ずかしくなります。これはその当時、誰もが経験していると思います。「まだ親を頼りにしている」という感じがするからです。

 

 

従って、子供の友達などが周りにいる場所では、子供に対して声をかけたりするのをできるだけ控えてあげましょう。

 

 

逆に子供に関心を持たないというのも、子供の心が親から離れてしまう原因となります。そもそも非行に走る子供の場合、その要因として、親からの愛情が不足していることが多いのです。

 

 

親が浮気している、家に全然帰ってこない、夫婦仲が悪くて喧嘩ばかりしている、そして自分のことにはまるで関心を示してくれない。このような状況では、子供も家にいるのが嫌になります。親の生活態度の影響は大変大きいのです。