反抗期の我が子に母親と父親に出来るサポートって?

役割分担

 

 

子供がストレスを溜めやすい状況として「両親のどちらからも怒られる」というのがあります。父親と母親の両方が叱り役では、子供には窮屈でつらい環境になります。当然ですが、ストレスを溜め込んでしまいます。

 

 

子供に対する態度には「緊張と緩和」が必要です。お母さんが怒り役なた、お父さんは慰め役になるなど、役割を分担することをお勧めします。お母さんからガミガミ怒られたあとから、お父さんが「お母さんはああいう言い方をするけど、君のことが心配だから少し強めに言っているだけだよ。」と慰め役になれば、その場が和みます。

 

 

両親共に怒り役では、子供の頭の中はまさにパンク状態で、最悪の場合、家出や非行に走るとことも考えられます。

 

 

一般的に家庭では、お母さんの方が子供と接する機会が多いでしょう。従ってお母さんが毎日ガミガミと叱ってしまうと子供は少し辛いでしょうね。お母さんはフォロー約で、お父さんがたまに叱るという方が、言い方は変ですが、バランスがいいのかもしれません。

 

 

ただし、女の子の場合では、お父さんがあまりにガミガミ言っていると、お父さんとは溝ができて、更に離れてしまうこともあるので、どんな場合でも言い過ぎてしまうことには注意が必要です。

 

 

「言い過ぎてしまう」というのは、親にしてみれば、自分が望んでいることとは違う行動を子供がしばしば起こすからで、服装、音楽の趣味、交際相手など、その要素はいろいろあります。子供にも良いと思って築き上げてきたものがありますから、全く否定されてしまうと、反抗的な気持ちがかなり強くなります。そんなことまで親に干渉されたくないと子供は思います。

 

 

反抗期の子供に親が出来るサポート。それは親側も、自分がその年代の時に感じていたことを思い出すことかもしれません。それを自覚してのサポートがかなり重要なポイントです。