反抗期の我が子に母親と父親に出来るサポートって?

親側の注意点

 

 

NG行動と共に、よくしてしまいがちな行動についても述べておきましょう。前項での「子供に関心を持たないこと」よりはいいのですが、逆に過剰なまでの確認も子供には煙たがられます。

 

 

毎日、「今日はどんなことがあったの?」、「好きな女の子ができたの?」など、たまにはいいですが、毎日聞かれるのではうんざりでしょう。それが嫌になって、部屋に引きこもることが増えてしまうかもしれません。親側としては、子供の事をいろいろ把握したいと思うかもしれませんが、やり過ぎは嫌われます。

 

 

周りの子供と比較するのも程度の問題です。友達の方が何かにちょっとでも優れていると感じると、すぐ比較して自分の子供に言ってしまう親がいます。これはかなり多いと思います。「同級生の○○君はできるのに、あなたはどうしてできないの?」などが定番でしょう。

 

 

こうした比較をされて、嫌な思いをするのは子供です。他人を過剰に意識せず、自分の子供のペースを尊重し、温かく見守ってあげましょう。

 

 

「ちゃんと勉強しているの?」というのも定番です。「英語の点数が悪かったけど大丈夫?」、「テストが近いのに、テレビなんか見てていいの?」など、つい言ってしまいがちです。子供としては別に言われなくても自覚していることなのです。そこから反抗心が生まれてしまう可能性が充分にあるのです。

 

 

テレビを見ていたとしても、それまで何時間も勉強していて、ほんの息抜きに少し見ていただけかもしれません。そのことを知らずにやたら注意されると、子供は迷惑でしょう。節目だけ声をかける程度で十分なのです。